リフォームをする時に絶対に気をつけないといけないこと

結論から最初に書くと、リフォームは後から変更すると大抵損します

一見すると後から変更しても特に問題なさそうなちょっとしたことですら、実はかなり重大な変更だったりします。

例えば、壁を直してクロスを貼った後にちょっと吊戸棚(壁に取り付けてある戸棚)を追加したくなったりだとかのケース。

これも場合によってはかなり大きな変更だったりするんですよね、リフォームの世界だと。

なので、必ず最初にきちんとリフォーム業者と相談しましょう。

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建築は完成形から逆算して材料・工法を決めている

リフォームを考えている方で「何でも良いから最高級の物で作って欲しい。お金ならいくらでも出す!」なんて方は滅多に居ません。

むしろその逆で「出来るだけ出費は抑えたい」という方が多いと思います。

なので、リフォームをする業者も「お客さんの望む要件を満たした上で、出来るだけ安くて手間のかかりにくい建材・工法」を選ぶことが多くなります。

必要な所に必要な分だけ必要なものを使うことでコストを下げる。そのために設計さんや職人さんが知識と経験を絞り出してリフォーム案を出しているわけです。

リフォームでの「後から変更」は全てやり直しになるおそれも

例えば最初に挙げた「リフォームで壁を直してクロスを張り替えてきれいになったら追加で吊戸棚も欲しくなった」みたいなケース。

この吊戸棚、壁に取り付けるのでとうぜんしっかりと壁に固定できなければいけません。落ちてしまっては大変なので。

一般的な家庭の壁は(安くて加工しやすいので)石膏ボードと呼ばれる建材が使われていることが多く、この石膏ボードにはネジがほぼ効きません。ボードアンカーと呼ばれる専用の部材を使うことである程度の荷重には耐えられますが、それにも限界があります。なので基本的には壁を固定している下地を狙って固定します。

ですが、後から急な変更で取り付けようとすると「戸棚を取り付けるネジ穴の所に下地がない」ということも起こります。そうなると下地の位置を探して、戸棚のネジ穴でない所にビスをねじ込んでなんとか固定することに。この場合は(最低でも1箇所は)下地の位置に合わせるため、自分の付けたい場所から少しズレますし、縦長の戸棚の場合は左右のどちらかしか下地に固定できないなんてこともあり得ます。

そのため、最初から「戸棚を付ける予定がある」とわかっていたならば、その場所にあらかじめ下地を入れておきます。そうすることで自分の思っていた場所に戸棚を確実に固定できるわけです。

後から色々な小物を壁に取り付けたい!なんて予定があれば、その部分の壁だけ石膏ボードを使わずに厚めの合板を入れておくなんてことも出来ます。これならどこに付けるかは未定でも大丈夫ですし。

石膏ボードと違ってネジが割としっかりとまるので、後から自由に色々取り付けできるのが利点。逆に埋込式のものを後から追加するのには向きませんしお値段もちょっとだけ上がりますが。(石膏ボードに比べると倍かそれ以上の値段ですが、元の単価自体はどちらもそれほど高くはないのでよほど大量に使わなければ大丈夫です。)

ですが、後からの変更ではそれが出来ません。壁を再度壊さずにやるとすれば今ある下地に合わせるか、石膏ボード用のボードアンカーが耐えられる荷重の戸棚を選ぶかしかなくなってしまいます。

せっかく作ったものを壊してやり直すなんて選択肢はおそらくあまり選ばないでしょうから。

自分でやる予定のDIYも出来なくなるかも

リフォーム業者は、自分が伝えた工事内容から計算して必要なことを必要なだけやる前提で材料・工法を選ぶので、後から自分でDIYしようと思っていたことまでは考慮してくれません。相談していた場合は別ですが。

というわけで、実際にお願いする予定がない場合でも、同じ部分に手を加える予定があれば事前に相談しておくことをおすすめします。

そうすればある程度考慮してしてくれますし、アドバイスを貰えることもあります。

リフォーム業者が下請けの職人さんを使っている場合などは、10時や15時のお茶の時間(職人さんがただ休憩ながら雑談してるだけに見えますが、実はこのタイミングで職人さん同士で情報のすり合わせをしていたりするので実は有意義なこともあります)にちょっとお茶菓子とお茶を出しながら相談をしたら、色々教えてくれることもあったりします。この辺は業者と実際に作業をしている方によるので一概には言えませんが。

私の経験上、大手ハウスメーカーよりも地元密着型のリフォーム業者さんの場合に色々教えてくれるケースが多かったり。

場合によってはリフォーム業者の社員さんが気付いていない後のDIY予定の不都合に気付けることもあります。(実は何度か実際にありました)

対策:その時にやらないリフォーム工事も含めて、最初に全て相談する

というわけで、そのときにはやる予定のないリフォームや、後から自分でやる予定のDIYに関しても相談しておくことをオススメします。

場合によってはアドバイスを貰えたり、その時に使うと便利な部材を紹介してくれたりするかもしれませんし、業者によってはひょっとしたら定価よりちょっとだけ安く取り寄せてくれることもありえます。

建材・部材のメーカーもリフォーム業者さんに新商品の営業をしているので、リフォーム業者さんは新しい商品について詳しかったりしますからね。

おまけとしてすごく生々しい話をすると、メーカー側で新商品の説明会をする場合にメーカーの営業さんにノルマがあって、その付き合いで説明会に参加することになっているリフォーム業者の社員さんも割と存在します。

そのため、必然的に最新の便利な商品を知っていたりします。実は私なんですけどね、会社同士の付き合いで新商品の説明会に行くことになったのは。

なので、リフォームをする際は業者さんにきちんと相談することをオススメしますし、安心して相談ができる業者さんを選ぶことがリフォームでは大事です。