新型コロナが流行りだしてから在宅ワークをする方が増え、会社支給のノートパソコンを使って自宅で作業をする、なんて状況も多々あると思います。
このノートパソコンが曲者で、会社で使っていたもののはずなのに自宅で使うと何故か異様に疲れるなんてことになったりもします。使っているパソコンは変わっていないのに。
その肩こりや首の痛みを緩和できるかもしれないのが「外付けキーボード」です。というおはなし。
会社と自宅ではデスク環境が違う
会社で使っているデスクは当然のように業務用のデスクです。なので、事務仕事をするための最低限の配慮はされています。机の広さ、机の高さ、椅子との兼ね合い。普段は全く気にしていなくてもそれなりに配慮されているものです。
これが自宅になると、一部の特殊な環境の方を除いて会社用デスクとは広さも高さも違うものを使うことがほとんどだと思います。
このとき、ノートパソコン特有の短所が出てくるわけです。それが肩こりや首の痛みの原因になることも多々。私の場合は特に。
ノートパソコンは位置が固定されてしまう
当たり前ですが、ノートパソコンはキーボードとモニターが内蔵されています。
ということは強制的に固定されてしまうんですよね、自分とノートパソコンの距離。距離が決まれば当然モニターの角度も決まってしまいます。
全員がなるわけではありませんが、キーボードを使いやすい位置に合わせてノートパソコンを配置すればモニターの角度が合わなくて首に負荷がかかり、首の角度に合わせてモニターの角度を調節して配置すれば今度はキーボードの位置が合わなくて肩~手首に負荷がかかります。
会社と同じノートパソコンを使っていても、自宅で机や椅子の高さが変わったことによって今まではなんとも無かったのに影響が出てくるケースも。
メーカー側もある程度は考えて設計しているでしょうが、万人に合うようには作れませんからね。
キーボードを追加すれば、ノートパソコンとの距離は自由自在
当たり前のことですが、キーボードを追加すればノートパソコンと自分の距離を首のラクな角度に合わせて配置してもキーボードを自由な位置に置けます。
マウスも一緒にあればノートパソコン自体を触る必要性がなくなるため、首のラクな角度に合わせるためにノートパソコンだけ数段高い位置に置いて作業する、なんてことも可能になります。
実際私がこのタイプなので、平らな場所にノートパソコンを置いて作業すると1日で首を痛めてダウンです。
というわけで、外付けキーボードを使うことを本当におすすめします。
モニターを買うよりは圧倒的に安いのがキーボード
画面とキーボードを別にできれば良いなら「モニターを外付けにしても同じではないか」と思った方は鋭い。確かに理論上は同じことです。
というわけで、余っているモニターがある方はそれを繋げば大丈夫です。
が!今から買おうという方は同じ条件では有りません。
そもそもモニターは普通に買えば1万円~それ以上の値段です。中古品を買う時の注意点をしっかりわかっている方なら中古モニターで3,000円から手に入りますが、慣れていない方にはオススメしません。
ところがキーボードなら新品でも安いものは700円~購入できます。実際に安いキーボードで試してみて、調子が良ければ少し良いキーボードを追加購入してみるなんてこともできます。キーボードが壊れると仕事にならなくなるので安いキーボードも予備として取っておけますしね。
完全に余談ですが、外付けキーボードを使う際に会社のパソコンと自宅の自分のパソコンで同じものを使うことでタイピングのミスを減らせるなんて効果もあったりします。私は会社員時代、支給のノートパソコンに持ち込みのキーボードを繋げて使ってました。自分のパソコンと全く同じ感覚で打てるので。同じキーボードだから当たり前ですが。
ということで、ノートパソコンを使っていて肩こりや首の痛みに悩んでいる方、外付けキーボードを試してみることをおすすめします。
私の場合はこれがないと間違いなく首がやられてしまうので必須です。