現場で働く職人に向いている在宅ワークの副業を紹介!

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結論を最初に言ってしまえば、建築現場の知識を活かして、サラリーマンよりも有利に稼げる在宅ワークの副業があります。

実際に私の知人も今回紹介する副業で稼いでいるので、まったく稼げないなんてことはありません。

というわけで、建築系の職人に向いている家でもできる副業を紹介していきます。

この記事では、誰でもできる副業は紹介しません。現場の職人としての知識と経験を活かせるものだけです。なぜなら、誰でもできる副業は稼ぎも安いから。誰でもできるので当たり前ですね。

名前だけ聞くと難しそうなものもありますが、向いている理由もしっかり説明するので読んでもらえると幸いです。

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スキルシェアサービスで現場の職人としての経験を知識を売る副業

まず1つ目の副業は、最近なにかと話題のスキルシェアサービス。テレビCMなども流れていますね。

いきなり知らない横文字が出てきたからと言って閉じてはいけません。とても簡単なシステムです。

スキルシェアサービスってどんなもの?

基本的には、Webサイトやアプリで「私はこういうことができます」と自分で考えたサービスを登録して出品、それを買いたい人が購入したら実際にサービスを行う。これだけです。

代金の中から利用料が取られるシステムのところがほとんどなので、初期費用は0円。

建築系の職人でもこのサービスを使って稼ぐことが可能です。

スキルシェアサービスで出品されている例(職人さんの出しているもの

実際にココナラ に出品されている例を挙げると

  • これから建てる家の図面を見てコンセントや照明の位置が適切かアドバイス(電気工事士)
  • DIYアドバイザーとして木製品を自作する人へ作り方や素材の選び方のアドバイス(大工)
  • 図面から材料の拾い出し(手が足りなくて図面の作業が間に合っていない監督が想定顧客)

などが出ています。

実際の運用をよく考えていないデザイナーや建築士の設計したコンセント配置で実際に生活してみると意外と不便だったという声、現場でリフォームをする方なら聞いたことがあると思います。

それを未然に防ぐためのアドバイスをするというサービスも副業にできるわけです。

今流行のDIYをする人に、プロの知識と経験を活かしたアドバイスも副業に。

普段やっていることを「今だけ手が足りない」という企業に助っ人する作業も副業に。

どれも、実際に現場で業務をやっている職人だからこそできるサービスです。この優位性を活かして稼ぐのが、スキルシェアを使った副業。

普段から机に座っている人では身につかない知識を活かして稼ごうというわけです。

しかも、この業界の人はあまりこういう副業に手を出さないので、競争率は他の分野に比べて低めというオマケつき。

おすすめのスキルシェアサービス

ココナラは、業界最大手クラスのスキルシェアサービスです。テレビCMもよく流れているので名前も知っている方は多いでしょう。

先程の出品例も全てこのココナラ から。

おすすめの理由は

  • 登録・出品が無料(実際に稼げたときに手数料として引かれるシステム)
  • 会員登録者190万人(2020年時点)なので多くの人が見ている

といったところでしょうか。といっても多くのスキルシェアサービスが出品までは無料だったりします。一番の利点はユーザーが多いこと。

実際に利用する際は、さきほど挙げた出品例の他にも自分が「こういうサービスを作ったら売れる!」と思えば積極的に出してみると良いでしょう。なにせ出品はタダですから。

ただし、自分が赤字になったり、時間ばかりかかってまったく儲からないような値段設定にだけはしないこと。実績を作るためなら多少はアリかもしれませんが。

現場で親方をやっている人なら「暇するよりはマシだから……」と言って格安で請ける人が増えると業界全体の価格が下がっていって自分たちも将来的に困るということはよく知っていると思うので、私が言うまでもありませんね。

他にも同じようなサービスで『クラウディア』 などがあります。(これを書いている2023年1月現在では手数料まで無料のキャンペーン中。2月末にキャンペーン終了予定)

クラウディアの方は、私は利用したことがありませんが、ココナラ以外にもありますという意味で。

Webライターとして、建築現場の知識や経験を記事にプラスして売る副業

最初に言っておきますが副業Webライターに「文才」というものは一切必要ありません。というか邪魔です。

本を一杯読んでいて小難しい言葉を使うのが好きな人は、副業Webライターに向いていません。

なぜなら、Webライターの書いた文章を読みに来る人は「文章ではなく中身の知識や経験を読みに来る」から。

ここを勘違いしている人は副業Webライターとしては稼げません。

といわれても、建築現場での経験がどうしてWebライターに有利なのか想像もつかない方がほとんどでしょうから、順を追って説明して行こうと思います。

副業Webライターに必要なこと

副業レベルのWebライターの仕事で書く文章で覚えてほしい大前提は3つ。

  • あまり本を読まない一般の人でもわかるように、簡単な言葉だけで書く
  • 読む人は、文才のある立派な文章ではなく、自分の検索したことに対する答えが読みたい
  • 本と違って無料で手軽に読めるWeb記事は、小難しい言葉を使うと即閉じられる

本のように「買ってしまったからもったいないし最後まで読もう」という心理的な力は発生しません。

「あ、なんか知らない単語出てきた。小難しい話わからん……」となったら、即閉じて他のサイトに行かれてしまいます。

細かい話をすると、開いた記事を即閉じて他のサイトに行かれた場合、そのサイトのGoogleからの評価が下がるため、お仕事をくれている人は一番嫌がります。これだけは絶対に避けたいところ。

普段から本を読んでいて小難しい言い回しが好きな人は、読者に通じないことに気づかず、ついつい難しい言葉を使ってしまうことがあるので、直すのに苦労することもあるわけですね。(私の事ですけど)

建築関係のWeb記事は需要があるし、現場の経験を記事に盛り込みたい

次は「建築関係の知識を持ったWebライターはいま必要とされている」ということを説明していきましょう。

この理由を語りだすとSEOの話になってざっと2万文字くらい使ってしまうのでざっくりいうと、Googleさんの方針が変わったことによって2023年のWeb記事は「経験」が重要視されるということです。

詳しく知りたい方は「E-E-A-T」などで検索すると詳しい解説が見られると思います。

これまでの評価基準に加えて「経験」が重要視されるということになったのが2022年の12月。(確定はしていないのですが、自動で文章を作成できるAIが出てきたことへの対策との噂も)

今すでに出回っている情報を検索してかき集めて、よく知らない人やAIに書き直させているようなサイトは、これから「独自の経験も書いているサイト」に負けていくことが予想されています。

というわけで、新しい記事には経験を盛り込む必要がありますし、これまで書かれた記事に新たに経験を示す何かを追記する仕事も生まれるわけです。

既に建築関係の経験を持っている人がWebライターとして参入するには絶好のタイミングでしょう。

Webライターが現場の知識や経験を得るより、職人をWebライターに

では、Webライターに発注するクライアント側の視点から考えてみましょう。

今抱えているWebライターに、建築現場での知識を叩き込むのに何年かかるでしょうか?

考えてみてください。

Webライターが、あなたが今持っている知識と経験を得るために何年かかると思います?

下手をすれば何十年もかけないと追いつけない思いませんか?

ところが、現場経験のある職人さんがWebライターとしての技術を得るには、1年かからないんですよ。

もちろん本気でプロを目指すWebライターのレベルに達するには数年~数十年かかりますが、副業のWebライティングに必要なレベルの文章力なら、少し勉強すればすぐマスターできます。

むしろ「Webライターとしてのスキルはこちらで教えられるので、このジャンルの知識と経験がある人だけ募集します」といったWebライティングの仕事が何件も出ています。

なんとお金を貰いながら学べてしまう案件まであるわけです。ちょっと単価は下がりますが。

というわけで、文章を書く力よりも「クライアントが書いてほしいジャンルの知識と経験」が重視されているので、建築ジャンルでそれを活かしてしまおうということです。

運が良いと、自分がやっている仕事の現場の体験談の募集に出会えます。(ちょうどこれを書いている今、そのような体験談募集案件が出ていました)

しっかりとした記事を書くよりはちょっと値段が下がりますが、体験談をただ書くだけでお金が貰えるというとてもラッキーな状況すらありえるわけですね。

あと、工具の使い方の解説記事に使う画像をぱっと出せるのは有利です。

ただのライターが書く場合は、商用利用OKな画像でちょうど目的に合うものを探してこないといけません。しかし、持っている人は写真を撮れば終わりです。

もちろん、権利者の許可など取る必要がありません。自分が撮ってますから権利者は自分です。

副業Webライターで稼ぐのは難しくない

本業じゃないからこそ、案件を貰いやすくなります。なぜなら、知識と経験を持っているから。

それに、文章力はあまり重視されていませんしね。最低限のルールが分かっていれば大丈夫です。

今読んでいるこの文章を書いている私が実際にWebライターとして稼げているので、正直このレベルの文章でも副業で稼げます。そう聞くとできる気がしてきませんか?

といっても流石に何も知識がないのは不安だと思うので、おすすめの書籍を紹介しておきます。

Webライターをやる上で必要な考え方と実際の始め方が書いてある良書なので、まずはこれ一冊読めば始められます。

ネットで検索すると「Webライターは稼げない!」と煽っている人たちも見るかと思いますが、それはなんのスキルもない人たちがほとんど。

要はなんの資格も経験も知識も要らない誰でも書ける記事を誰でも書けるレベルで書いているから、ありえないほどの低単価案件しか受けれずに稼げていないだけです。1文字0.2円とかの。

現に宅建士の資格や建築の知識を持っていた私は、始めて半年も経たずにまともな案件を取れています。

私が得意ジャンルをそれなりのレベルで書くと、1時間あたり1,500~3,000文字くらい。初心者を脱したレベルと言われる「文字単価1円」で受けたとすると時給1,500~3,000円程度ですね。(実際もっと上の単価で受けていますが)

実際は仕事を受けるまでのやりとりが少し入りますが、私の場合は数記事まとめて受けているので1件辺り5分程度の換算です。

というわけで、建築現場での知識や経験を活かせる案件だけを狙えば、それなりに稼げます。

現役の職人ということを活かしてブログやYoutubeで稼ぐ副業

これはすぐに稼げるわけではありませんが、コツコツやっていればそれなりに稼げますし、うまくいった人は本当に稼げます。職人技を見せるだけで数十万円なんて夢のある話も。

ただし、難易度は結構高めです。

この副業の大きなメリットは「いつやっても良い」ということでしょう。納期なんてありません。

例えば雨が降ったりトラブルがあったりで現場が休みになった日にやっても良いわけです。しかも在宅ワークです。

実際にやるとすれば

  • 工具の使い方の説明や、プロの職人技の解説
  • 建築資材や道具のレビュー
  • 現場の職人にしか分からない知識の解説

あたりがメインコンテンツ。これをブログやYoutubeで発信して稼ごうということですね。

ただし、既に同じことをしている人と競い合うことにもなるので、何か独自の売りが欲しいところ。

収益を得る方法(以下マネタイズと言います)は主に広告収入。

YouTubeの場合

Youtubeなら再生数に応じてGoogle社から広告料が貰えますが、まず収益化をするのに直近12ヶ月でトータル4,000時間再生された上でチャンネル登録者1,000人が必要なので、割とハードルは高めです。

ただし、通ってしまえば動画が再生されるだけで安定して収入が入りますし、何かで話題になれば1動画数十万円になる可能性もあります。(めったにあることではありませんが)

もしそのジャンルで人気のYouTuberになれば、メーカーからの宣伝依頼や出演依頼などのマネタイズ方法もあります。

ブログの場合

こちらは割と簡単に始められますが、収益の上がる上がらないは完全に腕次第です。

主なマネタイズ方法は3つ。

  • クリックされるだけで広告費が貰えるGoogleアドセンス
  • サービスや商品を紹介して、見た人がそれを買うと紹介料が貰えるアフィリエイト
  • 固定費でブログ内に広告を出して広告料を貰う純広告

辺りが一般的な方法です。

アドセンスに関しては、きちんと調べて対策をすれば10記事書いた程度で審査が通ります。実際にブログ作成して2週間くらい(6記事程度)で私が審査通過しています。

アフィリエイトの方は審査があるものから無審査で使えるものまであるので、うまく行けばその日のうちに始められますが、稼げるかは完全に腕次第です。

注意点として、無料ブログではアフィリエイトが禁止のところもあるので必ず確認しましょう。

サービス系を成約に持っていくのは中々難しそうなので、やるとすれば工具や資材のレビューでしょうか。

Amazonや楽天に同じものが売っているなら、自分ブログ書いたレビュー記事の中にその商品へのアフィリエイトリンクを貼っておくだけです。そのリンクをクリックした人に商品が売れれば数%が貰えますし、その日にその商品以外を買っても同じように数%貰えます。

私のブログの例で言うと「下地探し」の道具の使い方を解説する記事で楽天へのアフィリエイトを貼っています。

その商品ももちろん売れていますが、一緒に関係ない資材なども買われているため、その商品の分も紹介料が貰えているので中々良い感じです。電動工具やシーリングライトを一緒に購入した人も居ました。

私が紹介した「下地探し」自体は安いのですが、一緒に買われるものが高ければ紹介料も増えますからお得です。

ここで現役の職人の有利な点が出てくるのですが、DIYで使えそうな工具や道具、資材をすでに持っていたり扱っていたりするはずです。

そこで、実際に写真を撮影して画像を交えつつ「プロならではの意見」をアピールしながらレビューをするわけですね。

アフィリエイト専門の人の場合、買ってもいないのに適当に検索して出てきた内容で偽のレビューをしていたりします。

しかし、現役の職人なら本物の写真もあるし、実際に使った経験談も書けるので説得力が段違いです。あとGoogleからの記事の評価も上がります。他の所で使われていない写真と経験談は、Googleの検索アルゴリズムでプラス評価が得られるので。

仕事で使うために新しく買った道具を開封するところからレビューすれば、副業のアフィリエイトで稼ぎつつ、買ったものはそのまま仕事で使えるという最高のパターンがあるのもメリットでしょう。

アフィリエイトリンクを貼るには、一般的にはまずASPへの登録が必要です。

もちろんAmazonや楽天との直契約をすることもできますし、私も持っているブログによってはそうしていますが、基本的にはアフィリエイトASPの【A8.net】を通してAmazonと楽天の広告を貼っています。他のアフィリエイト案件の収入とまとめておけるため楽ですし、レポートツールもそのまま使えるので。

余談ですが、Amazon直契約よりもASPを通したほうがなぜか審査通過しやすかった時期もあります。(私はだいぶ前に審査通ったままなので今はわかりませんが)

公式へのリンクを置いておきますので、興味のある方はどんな案件があるか見てみてください。登録も利用も無料なので。(広告元から貰う広告費とこちらが貰う紹介料の差額で運営しています)

私が主に使っているのはあと【もしもアフィリエイト】くらいです。

ブログやYoutubeは、一度稼げてしまえばあとは楽な副業

絶対ではありませんが、ブログやYoutubeは一度稼げてしまえば後は放っておいても収益が入ってくることがあります。

もちろんずっと放置しておくと収益は下がるのである程度の更新は必要ですが、私の例で言えば5年以上前に放置したブログから未だに売上が上がったりしています。

「月に1,000円の売上しかない記事」と聞くと割りに合わなそうですが、1年で見ると12,000円です。そんな記事を100記事も持っていれば毎月10万円になるので、意外とバカにできない金額になります。

というわけで、ブログやYoutubeで稼ぐのは完全に腕次第ですが、稼げるようになってしまいさえすれば後は割と楽に稼げます。

まとめ

以上、建築現場の職人としての知識と経験が活かせる在宅ワークでの副業の紹介でした。

現場の職人がWebライターと聞くと「まったく別の仕事じゃないか!」と思うでしょうが、今回紹介したような理由があるので、意外と向いているためおすすめ。

というか副業レベルのWebライターなら現場職の方が有利です。

また、合わせ技としてWebライターをしながら文章力をつけつつ、クライアントの指示やマニュアルから「こういう書き方をすると読者が読んでくれる」というコツを学び取って、自分のブログに反映していくという手もあります。まぁ私がやってるんですけどね。

最初に紹介したスキルシェアサービスは、今も伸び続けている市場なのでうまくいけばそれなりに稼げます。

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